こんにちは、工事部の髙井です。
『ありがとうございました』で会話を締めくくる様に心がけることが大切であると思う今日この頃です。
以前にミツカン酢の工場見学に行った時の事です。
二つの密閉された瓶にそれぞれ『ありがとう』『ばかやろう』と書かれた紙が貼られ、中にご飯が入れられており、『ありがとう』の瓶の中身は乾燥が多少あるものの、入れた時の状態が維持されており、もう一方の『ばかやろう』の瓶の中身は腐敗しカビでいっぱいになっていました。
お話を聞いてビックリしました。
工場案内の人のお話では、両瓶は同じ条件で煮沸衝動後炊き立てのご飯を同量入れての実験であり、何回も行ったが同じ様になったそうです。それではと言うことでミツカン酢の会社では、お酢を製造する段階での発酵タンクや出来上がったお酢を寝かせておく貯蔵タンク等に『ありがとう』とペイントしてみたところ、まろやかで大変良好なお酢が出来る様になったそうです。
その人曰く、“人はもちろん、やはり酵母など生き物全般には、言葉の意味が感覚的に伝わり自分に対して現状態が心地良いのか悪いのかの環境下を察知させてしまうのでしょうかね!言葉の意味が伝わってしまうがため、その結果がそれぞれの段階での成果にまで影響して来るのでしょうね!!”これを知ってから、“悪い言葉を使うより万人にとって心地良い『ありがとう』という言葉を使う方が良い結果が生まれると信じ、私は相手に関係なく同僚との会話であっても『ありがとう』で終われる会話が出来る様に心がけています。”と言われておりました。
この様な実験で『言葉の力を体感する実験』等のHPでは、科学的な見地からはよく言われておりませんが、私は、個人的に信じてみたいと思っています。賛否両論ありますが、私も毎日いろいろな方々と接する機会が多くなりましたので、『ありがとう』の言葉の威力を信じた会話に努めたいと思った次第です。